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行政書士の仕事・行政書士試験・勉強法等の行政書士開業情報を「行政書士で年収1000万円稼ぐ法」の著者丸山学が情報発信しています。

開業のウラ話年収1000万円までの道

心構え【その4】
私に依頼して頂くことが本当に顧客の幸せなのか?

みなさんは「顧客の幸せ」って考えたりしますか?

つまり、依頼人がウチに頼んでくれたのはウチとしては当然ありがたいんだけど、自分が引き受けることが本当にこのお客さんにとってベストな事だったのか?という疑問です。

他の行政書士のところに依頼した方が幸せだったのではないか?

他の士業に依頼した方が幸せだったのではないか?(業際問題は別として)

他のベテランの行政書士だったら、もっとスムーズに手続きが進んだのではないか?

自分よりもっといいアドバイスが出来たのではないか?

この内容証明を書くのは自分ではなく、弁護士に依頼した方が良いのではないか?

会社設立も税理士に依頼してもらった方が、もっと税務のアドバイスなどもされて良い方向に行くのではないか?

そんな事を考えることが、しばしばありました。

私の場合、開業時からマーケティングにはかなり力を入れていましたので、仕事を獲得するという事に関してはさほど苦労しませんでしたし、今では、こうすれば仕事は取れるという確信みたいなものがあります。
ですから開業時から、「まず仕事をバンバン取る!そして、実務を覚える!」という猪突猛進のノリで突き進みました。私の場合、先輩に頼るというのも性格上苦手でしたので、依頼を受けたら泣きながらでも自分で勉強して何とかこなす、という形でした。

ですから最初の頃は「顧客の幸せ」については深く考えませんでしたし、むしろ、こんなに一生懸命やる自分のところに依頼してくれた人はラッキーだと軽く考えていたぐらいでした。

しかし、実務を多くこなせばこなすほど、どの業務にも奥深い問題がいっぱいある事にようやく気づきます。依頼されたことを単純になしとげるのは、まあ、頑張ればなんとかなります。

でも、会社を設立するときに税務のことまで考えてアドバイスをしていなければ依頼人のためになっていると言えないのではないか?社会保険の事は?などなど考えればキリがないほど疑問が浮かんできます。一度、こういう考えに取り付かれると「自信」を持って営業できなくなる時があります。

正直、マーケティング手法を駆使すれば仕事は取れる。
もちろん頂く報酬に見合う働きをすることも自信がある。
しかし、報酬以上の価値を依頼人に与えたとしても、自分よりもっと価値を与えることが出来る人が他に存在するとしたら、自分が仕事を取る意味はなんなのだろう。
そんな迷いに囚われます。

そんな悩みに明確な答えが見出せずに苦しんだこともあります。結果を言えば、今は自分の「商品」に自信を持つことが出来ました。そのために他の専門家と協力体制を作ったりしてきました。もちろん、自分に頼めば日本一良い結果を得られるとは言いませんし、そこまではどんな人にも難しいでしょう。

自分の事務所に来てもらえれば、少なくても「この部分」についてはどこにも負けずにコンサルティングできる〜という所があればいいのだと思っていますが、もちろんその他の部分も水準以上である必要があります。自分の知識・経験だけでは限界があるので、それは協力体制を作ることで補います。

協力体制も、他の専門家にいきなり、「私の顧客のために協力してください」と頼んでも、なんであなたに協力しなければならないの?という事になってしまいます。
協力体制を築くためにも様々な工夫をしていく必要があります。協力体制を築いていくというのはそう簡単なことではありません。

どのような経緯を経て今、自分の提供するサービスに自信を持てるようになったのかを語りだすと長くなりますので、ここでは端折りますが、「丸山事務所に来ていただいた貴方は本当に幸せです」と、自分が本当に思えないと自信を持った営業をすることが出来なくなります。

今、私は自信過剰なのかどうか知りませんが、起業をするならウチに来ていただくと依頼人にとっても幸せだ、と、本気で思っています。
他の専門家ほど良いサービスが出来ないから、その分は安くして納得してもらおう〜そういう状態になったとしたら、結果として依頼人に不利益を与えている事に変わりなくなってしまいます。

「私の事務所に来てくれると本当に貴方にとっていいですよ」そう言いきれるようになって営業をすると、きっと営業効率もよくなる筈です。