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行政書士の仕事・行政書士試験・勉強法等の行政書士開業情報を「行政書士で年収1000万円稼ぐ法」の著者丸山学が情報発信しています。

開業のウラ話年収1000万円までの道

心構え【その1】
清濁併せ呑む!!

士業の仕事というのは、キレイごとばかりでないのも事実です。

本来、法律の専門家として最も法律を遵守すべき立場ですが、クライアントと役所の狭間でその法律知識を少し捻じ曲げて使わざるをえないような状況、もしくはそうした要望をクライアントからされてしまったりと、なかなか悩ましい事態に陥ることも多くあります。

もちろん、そうした違法な要望をきっぱり断ることは大事なのは言うまでもありませんが、その線引きは非常に難しいものがあります。違法ではないが、モラル的にどうなの?という場合もありますし。

私なんかでも、どうかなとは思いながらもクライアントに、「まあ、こんな方法もありますね」というような話をしてしまう事もあります。

正直、クライアントの方でも建前はそうでもこの先生ならうまくやってくれるのではないかという気持ちがあり、士業の方も商売なので、ついつい、事実とは違うが書類をこう作ってしまえば何とかなるなあ〜なんて考えてしまう場合もあります。

そもそも法律自体がグレーで建前と実情が異なったりしている場合もあるので、士業各人がどうその辺を泳いでいくのかは難しいところでしょう。

また、法律というのは色々と解釈が分かれる部分も多く、違法と判断されるか否かは実際にやってみないと分からないなんていう事もある訳です。

そう考えると本当に因果な商売だなと思います。
行政書士試験に「清濁併せ呑む」なんていう言葉がよく出題されるのは、そのためだったのか!なんて開業後になって真剣に思ったりします。

士業の場合、各自が事業主でもあり専門家ですから、何をやってもその責任を問われるのは自分です。
「誰がこう言っていたから(やっているから)、いいと思いました」なんていう言い訳は通じません。
そうなると大切なのは自分自身の線引きですね。

もちろん違法あるいは違法となる可能性が1%でもあれば全くやらない〜というのも一つの線引きですし、ここまでは自分はやる。でも、○○な行為は絶対にやらない〜という線引きもあるでしょう。逆に依頼人のためになるなら少々のことはやるよ〜という人もいるでしょう。

今年は行政書士試験の合格率も低いと言う話ですが、来年初めには合格発表があり、開業される方もいらっしゃるでしょう。実務の勉強や営業のことを考えると同時に、こうしたことも自分の中で早めに線引きを決めておくことは大事だと思います。

開業して看板をあげれば、いつ仕事がやってくるか分かりません。特に新人のうちは仕事をこなすだけで余裕がなく、冷静に物事を考えられない状態になりますから、こうした事については早めにポリシーを持った方が良いと思います。